便利機能(トラクター軌跡情報の読込)

可変施肥マップをご利用いただく生産者の皆様から、境界線が実際とマップとで1〜2m位ズレるので、境界線周りで外側の0を拾って設定通りに撒けないという話がありました。一番良いのはRTK-GPSで拾ったトラクター軌跡情報を境界線として取り込むことなので、その方法を示します。
まず、トラクターの軌跡情報をGPS機器、もしくはトラクターからUSBメモリで抜き出します。この方法は機器によって異なるそうだし、有料の場合もあるそうですので、お持ちの機器メーカに問い合わせください。

(USBメモリの中身の確認)

USBメモリーの中身は機器によって異なりますが、各圃場で①Boundary.shp, shx, dbfというファイルを含むフォルダがあります。
シェープファイルは複数のファイルから構成されています。必須のファイルは 3 つあり、このうち 1 つでも欠けると GIS アプリケーション上でシェープファイルと認識することができませんので、そろっていることを確認してください。これらのファイルを同じ階層に保存しておきます。
.shp : 図形の情報を格納する主なファイル。(必須)
.shx : 図形のインデックス情報を格納するファイル。(必須)
.dbf  : 図形の属性情報を格納するテーブル。(必須)
.txt   : 座標系の情報を格納するテーブル。(任意)

 

(MapshaperによりShapefileをGeoJSONファイルに変換)

Mapshaper(https://mapshaper.org/)を開きます。

先に探したシェープファイルを上の箱にドロップします。
①の「Import」を押します。

圃場の形状が表示されます。

②のExportのボタンを押すと③の表示が現れるので、④のKMLを選んでください。
その後⑤Exportのボタンを押すとダウンロードされます。

 
 

(スペースアグリアプリでKMLファイルを読込)

ご自分のIDでスペースアグリアプリに入ります。

「圃場」画面で⑨「ファイルから」のボタンを押すとファイルを選択できる画面が開きます。現時点ではKMLファイルのみです。

⑩「ChooseFile」のボタンを押すとパソコン内のフォルダを選べる画面が開きます。

上手く読み込めると左図のように入力した結果が表示されます。問題なければ⑪[StartUpload]を押すと読み込みが開始され、終了すると背景色が緑になりますので、Closeボタンを押してこのメニュー画面を閉じてください。