スペースアグリ(株)

Space-Agri Corporation  

 

 
高頻度・中分解能の
衛星リモセンデータを基に、
 農業に役立つ情報を提供します。

 

ごあいさつ

トップメッセージ

宇宙×農業という意味で、スペースアグリ株式会社(Space-Agri Corporation;SAC)と名付けました。
「大規模農業生産者の関係者が幸せになれる、持続可能で、楽しく面白い世界を目指し、イノベーションを起こそう」との理念のもと活動しています。
2018年まで、活動範囲が北海道の十勝地方、オホーツク北見・網走・斜里地方と限定的だったのですが、2019年から道央の一部の方々のご要望にお応えして、空知・上川の一部を活動範囲に広げました。2020年、2021年、2022年と更にエリアを拡大し、石狩、滝川、美瑛、富良野等も活動範囲にしました。
2022年からヨーロッパの衛星(S entinel2)のデータ(10m分解能;2日〜5日間隔で撮像)も北海道全域に配信しています。
2023年からは基本プランとしてヨーロッパの衛星(Sentinel2)の データを配信することとし、拡張プランとして、米国の衛星(Planet Dove)のデータをオプション配信します。いずれもサービスエリアの制限はなくしました。2023年秋から土壌腐植含量マップの配信も開始しました。これは2019年〜2023年の土壌を撮影した衛星リモセンデータと2018年に土壌採取して分析した結果とを解析して得られた推定式から全道マップを取得したものです。
快晴日で衛星リモセンデータを取得できた翌日〜数日後には農業に役立つ情報として配信します。
55歳にして脱サラし、色々な方々に助けていただきながら、一人で会社を運営し、地域に根ざした、長く続けられる活動を目指しています。

ニュース

2024年1月4日 2024年のサービス開始予定(3/15)
2024年3月15日からサービス開始予定です。

ご提供するサービス

中分解能データを高頻度配信

2023年からは2日〜5日に1回の頻度で分解能10メートルのデータを取得するSentinel2(センチネルツー)のデータを基本として配信します。またオプションとして毎日1回以上の頻度で分解能3メールのデータを取得するPlanetDove(プラネットダブ)のデータを配信します。いずれも快晴であれば翌日〜数日後に配信します。中分解能ですが、畑の生育状況を把握するには十分な精度です。

いつでもどこでも

衛星データが取得された翌日〜数日後には、お手元のスマホ、タブレット、PCにクラウド配信します。

安価で提供

3月中旬から11月中旬までに衛星リモセンデータから得られる複数回の生育状況データを、面積応分で安価な年額制で提供します。
2023年以降は見るだけの限定機能版について、年間200円/ha(オプション込みの拡張プランで800円/ha)可変施肥マップ作成機能込みのフル機能版で年間2,000円/ha(同2,600円/ha)です。(いずれも税抜き価格)

生育状況マップや土壌腐植含量マップから可変施肥マップの元となるデータを提供

生育マップや土壌腐植含量マップから、育ちの良い場所には肥料を少なくし、悪い場所には多めに肥料を撒くという、可変施肥をするためのマップ作成ツールを提供します。
(特許第6990405号)

施肥マップ作成ツールの使い方 可変散布マップの作り方動画(2021年版)

 

お気に入りの生育マップから可変施肥マップを作成

高頻度配信される生育マップから、ご自分の感覚に合ったマップを選び、そのマップを元に可変施肥マップを作成できます。

作業機に合わせた施肥マップの作成

施肥機の性能によって肥料散布幅が決まるので、その幅に合わせたメッシュを作成し、メッシュ内を平均化することで、実際の作業に即した施肥ができるようにします。

施肥設計はご自身で。

10a当たりの施肥量や、育ちの良い場所、悪い場所にどれくらい肥料を落とすかはご自身の判断で決めてください。またメッシュの値はご自身の判断で修正することが可能です。圃場の状態をよく知るご自身が、例えば湿気って育ちが悪いところに無駄に肥料を撒かないように修正することが出来ます。

活用事例

活用事例1(圃場の生育状態把握)

快晴日で衛星データが取得された翌日〜数日後にはお手元に届く生育マップから、遅れている圃場、異常の早期発見、収穫順番の目安、倒伏の定量的把握等、生育状態を定量的に把握し、複数年のデータを積み重ねることで失敗を減らすことが出来ます。

活用事例2(可変施肥マップの提供)

衛星リモセン解析結果から施肥マップを作成することで、可変施肥を可能にします。自動可変施肥が可能な施肥機に対し、適合するフォーマットでマップを提供できます。
また、自動操舵が可能なトラクターのコンソールに施肥マップを表示したり、他社ツールに表示することも可能です。

 
会社概要

会社名

スペースアグリ株式会社 Space-Agri Corporation (略称 SAC)

代表者

代表取締役 瀬下 隆 (せしも たかし)

設立

2016年10月3日
2017年4月から事業開始

資本金

10,000,000円

本社所在地

〒080-0043 北海道帯広市西十三条北1丁目1番地26 TXTレジデンス304号室

従業員数

1名(代表取締役含む 2023年1月1日現在)

主要メンバーのご紹介

瀬下 隆 (せしも たかし)

代表取締役

2011年から(株)IHIにて、衛星リモートセンシングデータや気象データの利活用等の新規事業開発に従事。農業情報サービスField Touchの開発を担当した。
 上記において、北海道十勝の農業生産者(約350名)をモニターとして、事業トライアルを実施。農業生産者の他、農協、農機メーカ、農業試験場、農業研究所、農水省、市町村等との人脈を構築。
 2016年に、IHIは十勝での事業トライアル試験の終了を決定。これに伴い、2016年度末にIHIを退職し、スペースアグリ株式会社を立上げ、代表取締役に就任。

本多 潔 (ほんだ きよし)

顧問

中部大学 国際GISセンター 教授
専門分野:空間情報処理、衛星リモートセンシング、GIS、砂防工学
研究テーマ:ユビキタスGeoinformaticsとその農業、災害、環境問題等への応用(フィールドセンサーネットワーク、リアルタイムマッピング、GPGPUによる津波シミュレーション、衛星データによる作物モデル同定)
 2013年からIHIと共同研究を実施し、スペースアグリ株式会社設立と同時に顧問に就任。

お問い合わせ

この度はお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
必要な項目をご記入の上、「送信」ボタンをクリックしてください。

2024年利用申込み

この度は2024年利用を申し込みいただき、誠にありがとうございます。
2023年からサービスエリアの制限は無くしました。
最初にユーザー規約をご確認ください。

スペースアグリサービス 2024年利用契約
 (総則)
本文書は、スペースアグリ株式会社(以下「当社」といいます)が提供するサービス(以下「本サービス」といいます)において、当社と本サービスの利用者(以下「ユーザー」といいます)の間で締結される、契約条件を定めるものとします。
2.ユーザーは、本文書の内容を確認・承諾の上、署名をいただき、本契約内容を遵守いただくものとします。
(サービスの内容及び期間)
第1条 当社は、ユーザーに対し、衛星リモセンデータから得られる生育マップ、分析データ、施肥マップ作成ツールを当社のポータルサイト( https://app.space-agri.com/ )を介して提供します。

  1. 1.生育マップ(画像)は衛星リモセンデータを加工したものです。契約後当社が指定する日以降、2024年11月15日まで、第2条で定める撮影頻度に応じて晴れて衛星リモセンデータが取得出来たら翌日(目標)に配信します。
  2. 2.生育マップは過去に遡って見えるようにする処理を実施します。契約後当社が指定する日以降、契約日までの当社が指定する日まで配信します。
  3. 3. 土壌腐植含量マップは過去数年の土壌の衛星リモセンデータから推定される土壌腐植含量を表示したものです。契約後当社が指定する日から2024年1231日まで使用可能です。
  4. 4.分析データは施肥マップ作成に必要な基データのことです。生育マップを描画するための基データでもあります。上記1項、2項の生育マップに対して、契約後当社が指定する日から2024年12月31日までデータ取得可能です。
  5. 5.施肥マップ作成ツールは分析データから施肥マップを作成するためのツールです。契約後当社が指定する日から2024年1231日まで使用可能です。

第2条 基本プランとして分解能 10m、撮影頻度2日〜5日に1回の欧州センチネル2の衛星リモセンデータを配信します。また土壌腐植含量マップを配信します。
拡張プランとして基本プランに加えてオプションとして、分解能 3m、撮影頻度1日に1回の米国プラネットダブの衛星リモセンデータを追加配信します。一部の圃場のみオプションを設定することは出来ません。
(免責事項)
第3条 当社のサービス提供に当たって、以下を免責事項とします。

  1. 1.本サービスはあくまで参考情報を提供するものです。本サービスの利用により、ユーザーもしくは第三者に損害が発生したとしても、当社は責任を負わないものとします。
  2. 2.当社のサービスは撮影頻度に応じて生育マップを提供することを保証するものではないです。天気やデータ提供元の衛星プロバイダーの状況に応じて配信出来ないことがあることをご了解ください。
  3. 3.圃場情報の責任はユーザーにあります。
  4. 4.ユーザーがお持ちの、インターネットに接続できる機器(パソコン、スマートホンやタブレット等)が依存する環境(例えばWindowsVersionが古い等)により閲覧出来ない場合については責任を持てませんので、ご了解ください。ちなみに最も相性が良いブラウザとしてGoogle Chromeを推奨します。
  5. 5.施肥マップは施肥設計に責任を持てる方がご使用ください。弊社では施肥設計そのものに責任を持てませんのでご了解ください。

(価格)
第4条 当社のサービス価格は以下とします。
基本プランでは第1条第1項、第2項、第3項については面積応分で20円/10a/年、第1条第4項、第5項については面積応分で200円/10a/年とします。
拡張プランでは第1条第1項、第2項、第3項については面積応分で80円/10a/年、第1条第4項、第5項については面積応分で260円/10a/年とします。
(支払い条件)
第5条 基本プランでは契約時に第4条で適用される面積について合意後、前払いとします。10月〜12月に実際の活用状況を確認し精算します。
拡張プランでは、2月末もしくは6月末までに圃場形状を確定してGoogleMapで自動計算される面積で契約いただき、その後前払いとします。また、契約後に圃場形状を変更することはできません。生育マップ版とフル機能版の増減は10月〜12月に実際の活用状況を確認し精算します。
(ユーザーの解約等)
第6条 ユーザーは、当社に対し、電子メールまたは書面で届けることで、いつでもユーザー契約を解約できます。但し、基本プランについては契約締結後20日間は無償で解約可能ですが、それ以降は費用が発生します。また、拡張プランについては2月末もしくは6月末の期日を超えると費用が発生します。
(個人情報)
第7条 当社は本サービスの実施と取得データの分析のために、ユーザー契約及びアンケート調査等により個人情報を取得します。ユーザー契約及びアンケート調査等により知り得たユーザーの個人情報は、上記使用目的以外に使用致しません。万一、上記目的以外の目的で使用する場合や、使用目的そのものを変更する場合は、事前にお知らせ致します。
2.当社は、本サービスの実施及び取得データの分析の協力機関・協力会社を除いて、事前の同意をいただくことなく、個人情報を第三者に開示・提供致しません。
3.当社は、ユーザーの報告内容やアンケート調査等の結果の分析を行い、新規サービスの開発等の目的のために利用することができるものとします。
(協議)
第8条 本規約の内容に疑義が生じた場合、または本規約に定めのない事項が生じた場合は、当社とユーザーは誠意をもって協議し、円満に解決するものとします。
(反社会的勢力排除)
第9条 当社若しくはユーザーの役員又は従業員その他会社の実質的な関係者が反社会的勢力であることが判明したとき、営業若しくは経営に反社会的勢力を関与させ、又は反社会的勢力が事業拠点に出入りすることを許容したときは、一切の債務は当然に期限の利益を失い、相手方の請求に応ずるものとし、かつ相手方は本契約を解除することができるものとします。
(コンプライアンス)
第10条 当社およびユーザーは、本契約の履行に際しては、社会条理・法令を遵守し、顧客情報の保護、作業の安全確保、適正な就業環境の実現、環境の保全、および反社会的勢力との非接触など、社会的責任を果たすための体制を整え、これに従って行動することを約束します。 


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